治療
いろいろな治療法

処方薬の種類

前立腺肥大症の治療は、以前は手術が多く行われていましたが、現在では最初に薬で治療することが多くなりました。
尿トラブルを改善する薬は複数の種類があり、それぞれ効き方が異なります。泌尿器科を受診すれば、症状にあわせて適した薬が処方されます。
ここでは、尿トラブルを改善する主な処方薬について説明します。

尿トラブルを改善する主な薬と働き一覧表

前立腺肥大症にともなう尿トラブルで使われる主な薬

PDE5阻害薬 筋肉の緊張をゆるめることによっておしっこの通り道をひろげて尿をだしやすくするとともに、血流を改善することによって、トイレの回数を減らします。前立腺肥大症治療薬としては新しいタイプの薬です。
α1遮断薬 筋肉をゆるめることによって、おしっこの通り道をひろげて尿をだしやすくし、トイレの回数を減らします。
5α還元酵素阻害薬 男性ホルモンの働きを抑え、大きくなった前立腺を小さくして、おしっこを出しやすくします。
漢方薬、植物エキス配合製剤 主に炎症を抑えることで症状を軽減すると考えられています。

過活動膀胱にともなう尿トラブルで使われる主な薬

抗コリン薬
β3刺激薬
急に尿意を催してがまんできなくなる病気を過活動膀胱と呼びます。尿がそれほどたまっていなくても、膀胱が過敏に反応して縮んでしまい、尿を押し出そうとします。こうした症状のとき、抗コリン薬やβ3刺激薬を使うと、膀胱の筋肉の緊張を抑え、トイレの回数を減らします。
  • *適応:過活動膀胱における尿意切迫感、頻尿及び切迫性尿失禁